HOME > 農園探訪フォトギャラリー > グアテマラ アテトラン〜アンティグア編
グアテマラへの訪問は今回で2度目、前回訪問以来、毎年購入しているアンティグア地区のウリアス農園産は当店でも好評のコーヒー。 久しぶりに再会したヘクター氏は前回を思い出すかのように大雨の被害を今回も説明された。 中南米における大雨の被害は大きく、洪水や多湿による菌の発生で収穫量は大幅に減らしている。 コーヒー相場の高騰はこのような理由も大きいことのようだ。 それにしてもグアテマラの風景は変わらず、自然の偉大さをいつも感じさせてくれる。
今回あたらしい生産地として選んだアテトラン地区のセイラン農園は、アテトラン湖の南西に位置しポチュタという小さな町にある環境を重視した経営の農園。 標高は1100-1500Mであまり高くはないが、山全体を自然のままに活用栽培されてる農園で、レインフォレスト認証、バードフレンドリー、JASオーガニック認証、USDAオーガニック認証を取得している。 品種も多様でブルボン種、ゲイシャ種、カツーラ種のほかに、低地ではロブスタ種までも栽培されていた。 当店が買い付けたのは、ブルボン40%ゲイシャ35%カツーラ25%の混合。 この地区は雨が多く、比較的雨にも実が落ちにくかったゲイシャ種を27年前頃に残したという、今コーヒー業界でもてはやされているゲイシャ種、ここのオーナーは知ってか知らずかそのようなことには興味もない感じがした、現地でカッピングをおこなった印象は、明るくフルーティな酸が印象的で、比較的にボディはライトだった。 農園内(とくに精選所.乾燥場)はきれいに整備されており、従業員の宿舎や教会も整っており、オーナーの人柄が強く出ているすばらしい農園でした。