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首都SanJoseから南東に1.5時間の場所に位置する、カルタゴ州トリアルバ アキアレス地区にある農園です。
セントラルバレーエリアとなります。
1920年よりコーヒー生産が開始された農地を、現オーナーで農園管理者であるAlfonso Robelo氏が知人と共同出資の形で1971年に購入しました。
標高は900〜1,400mと、トリアルバ火山の裾野にコーヒー生産地が広がります。
総面積924haのうち、コーヒー栽培は660ha分です。
年間約1,000トン程度の安定生産量があります。
生産量の90%はメインストリームとしてコンテナ単位で販売されます。
日本向けには、標高1,200m以上の区画でとれる原料のみでロットを構成し、伝統的なフルウォッシュ製法となります。
この農園の最大の特徴は、なんと言っても規模です。
単一農園としてはコスタリカ最大です。
農園主Alfonso Robelo氏
アキアレスとは、「島」という意味です。
農園内には4つの湧き水と31の水路があり、空から見ると川が土地を分断しており、「島」のように見えるため、このような名前がつけられました。
豊富な湧き水はコーヒーの木々に潤沢な灌漑水を提供しています。
収穫期には最大1,500名のスタッフが動員され、総収穫数量は15,000袋を誇ります。
コーヒーの精選工程で発生する汚水や生活廃水もきちんと浄化され還元されています。
園内の105haは熱帯雨林に覆われており、2003/2004年産からRA認証を取得し、2012年にはコスタリカとして初のRainforest Alliance Climate Module(Friendly)認証を取得しました。
アキアレス農園は、公的資金をうまく取り入れて地域コミュニティに還元しており、農園経営の一つのモデルケースとして成功しています。
土地は農園が提供、学校、幼稚園、住居、病院等の建物は保険省や大統領名での寄付等で成り立っています。
住民は農園で働く人間に限らず、そこで働くかどうかは自主性に任されています。
学校や幼稚園の運営費は住民の寄付を柱としています。
特に農園で働く人たちにとっては、近くに子供を預けられるが故、安心して働ける仕組みとなっています。
地域内には426軒の住居、1,500人の住民が暮らしています。
そのうち95%は自分たちの持家で、土地はアキアレス農園の寄付によるものです。
農園公式サイトはこちらから
アキアレス農園産 コーヒー豆
コスタリカ・アキアレス
森林農法を促進し温暖化ガスを相殺するカーボンオフセットを実施する環境先進農園のカップはブラウンシュガーや蜂蜜のように甘いアロマ、フレーバー。酸は口当たりが優しくリンゴのような風味で調和のとれたマイルドカップ。
国 名
コスタリカ
生産者
アルフォンソ・ロベロ
農園名
アキアレス農園
標 高
850〜1,300m
品種名
カツーラ・カツアイ、カチモール種
精製方法
ウォッシュド
乾燥方法
天日乾燥
輸送・保管
リーファコンテナ・定温倉庫
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グランデルバル農園は、パナマシティーから国内線で1時間ほどのBoqueteエリアにある農園です。
標高は1300m以上で、肥沃な黒土の土壌、多くの自然がある場所です。
綺麗な水に恵まれた立地で、ティピカ種を中心に栽培しています。
農園内ミル(1925年竣工と歴史は有るが、それを思わせないほど綺麗にメンテされている!)で麻袋詰めまで一貫生産が可能です。
アクアパルパーを使用し、水を使わずにガム質を取る「Ecological Mill」。
機械乾燥、予備乾燥有、ボイラー65℃、本機ドラム内45℃にて32時間ミル建物2階部にて2〜3ヶ月寝かせます。
グランデルバル農園は2000年以前からレインフォレスト・アライアンス(熱帯雨林保全)認証を取得、園内は見事なシェイドグロウンです。
栽培はティピカとカツーラ種が中心で、管理の良く行き届いた枝振りと実の付き方も申し分ありません。
Ricado Fecardo Fernandez氏と奥様
この農園は、1880年エンジニアをしていたJoseph De Dianous氏が、故郷のフランスからパナマ国にパナマ運河の建設のために移住したところから始まります。
彼の息子のGabriel de Dianous氏が、1914年にBoqueteエリアの「Majo Mono(サルが来る)」という場所の土地を購入し、コーヒー農園の運営を開始しました。
その土地をGabriel氏の奥様の名前にちなんで「Finca Gladys」と名づけました。
その後、1991年にGabriel氏の娘である、Teresita de Dianous女史 とその旦那のRicado Fecardo Fernandez氏が「Finca Gladys」を引き受け、更に1993年に「Finca Gran Paraiso(グレートなパラダイス)」も取得しました。
この時同時に「Cafetalera Fernandez」を設立しました。
グランデルバルは輸出商品の名前であり、農園の正式名称は「Cafetalera Fernandez」となります。
更に1990年の終わりにBaru火山の標高1500mに位置する「La Fortuna(運命)」農園を取得し、現在の農園の形となりました。
農園を大きくしたRicado Fecardo Fernandez氏は、もともと医者で進駐軍に混じって、日本、香港などアジアを回っていました。
日本には1946年18歳で進駐軍として長崎で1年過ごし、良い思い出を持っているようです。
農園公式サイトはこちらから
グランデルバル農園産 コーヒー豆
パナマ・グランデルバル
レインフォレスト・アライアンス認証制度発足時から環境に特化した運営を行ってきた老舗農園産コーヒーです。 ほのかなナッツ、クルミのようなフレーバー。ソフトで爽やかな酸味が楽しめるマイルドカップ。
国 名
パナマ
生産者
リカルド・ヘルナンデス
農園名
グランデルバル農園
標 高
1,280m〜1,600m
品種名
ティピカ種
精製方法
ウォッシュド
乾燥方法
天日乾燥
輸送・保管
リーファコンテナ・定温倉庫
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