株式会社ヒロコーヒー外食アワード2015受賞 

先輩からのメッセージ
 
口出ししたいくらい好きなお店だったから
2005年中途
中山陽子
直営部

阪急オアシス甲陽園店
 
 
 
「口出ししたいくらい好きなお店だったから」
以前は自宅の近所のヒロコーヒーに週1〜2回通うお客様の一人でした。カフェというものに憧れがあったのと接客にはもともと自信があったので、いつもコーヒーをいただきながら「今注文を取りにいかなきゃ」「奥テーブルの人スプーン落としたよ!」「寒そうにしている人がいるよ!」など、心の中で店員さんに口出しをする、お店大好きな「参加したい型」のお客さんでした。たまたま立ち読みした求人誌に、ヒロコーヒーを発見。このおせっかいを活かして、好きなお店をもっと好きになってやろうではないか、と。この気持ちは、入社から10年以上経った今もブレていません。
 
「お客様にもう一歩
踏み込んだ存在、物販型店舗」
来て下さったお客様に「空間と時間」を通じて「安らぎと幸福感」を提供する喫茶部門の一方で、お客様が家に持ち帰り、自分の手で淹れるコーヒーそのものを提供する物販部門。お店には両方を併設したスタイルが多く取り入れられています。私が今、担当している仕事は、物販型セルフカフェの店舗です。カフェ、喫茶店として認知されていることが多い弊社ですが、ホームユースやギフト商品のコーヒー販売を通じて、こちらからお客様のご家庭にむけて発信する「安らぎと幸福感」。待って迎えるだけではなく、こちらから向かっていく、提案していくという、アグレッシブな姿勢が大切です。
 
「お客様の気持ちの先回り、期待をつかむ、リードすること」
物販部門で大切なのは、「提案する力」。提案する為には、知識が必要です。話力も必要。そして何よりもお客様がどんなものを期待してご来店下さっているのか、どういうところに魅かれて来店して下さるのか、の想像力。実際にお客様になったつもりで入り口から入ると、毎日いろんな発見が大小様々で、毎日売り場をさわっては、試行錯誤の繰り返し。飽きることなどあり得ません。失敗も成功も、直接商品の売れ行きに反映される、クイックレスポンスも魅力です。
 
「プレイヤーから監督へ」
好きなことを仕事にしている分、「楽しい」「面白い」といった感情論で向き合ってきた部分が多く、自分以外のスタッフに同じことが出来るよう教育する、その仕組みを構築することに関しては想像していた以上に苦労しています。ただ、「名プレイヤー、名監督に」、もあり得ると信じて、現場で成果もあげながら、今はとにかく頭をつかって仕組み作りと部下育成に没頭する毎日です。自分のそばで一生懸命頑張る後輩の姿を通して、毎日手ごたえを感じています。
 
「試験官」
ヒロコーヒーでは、販売コーナーに立つために最低限必要な知識、マニュアルと接客応対技術を身に着けているかどうか、研修の完成度を確認するため「物販試験」という制度を導入しています。試験に合格しなければ売り場に立たせてもらえないのです。それはそれは厳しい試験官が…と、各店舗の新人スタッフは社員もアルバイトも、試験官の到着をえもいわれぬプレッシャーを感じながら待つわけです。その試験官が、私です!楽しいです!
 
「いちばんのヒロコーヒーファンであること」
今の担当店舗以外にも、口出しをさせていただけるポジションに就くこと。物販試験で各店舗のスタッフの皆さんとふれあい、売り場を確認する仕事をいただいている今は、もう全部のお店が気になります!責任を持って、しっかり口出しできる担当店舗を増やせるように、プレイヤーからマネージャーへとステップアップしていきます。ブレることなく、ずっとヒロコーヒーを好きになっていくためには、、好きなところを維持して、伸ばして、増やしていかなければいけませんからね。
 

お問い合わせ:株式会社ヒロコーヒー 人事課  担当/正木
面接地:本部いながわ工房 兵庫県伊丹市北伊丹5-15-1
電話:072-778-0411 FAX:072-778-0441