株式会社ヒロコーヒー
CSR委員会 原田理恵

大阪府池田市にある池田市民文化館アゼリアホールで日本コーヒー文化学会主催、株式会社ヒロコーヒー協力のもと、「コーヒーを楽しむ会」を開催しました。

今回のテーマは「アジアのコーヒーと共に。」

目覚ましい発展を遂げているアジアにスポットを当て、アジアの人々やコーヒーについてお話しいただきました。

以下、簡単にレポートさせていただきます。

※ムービーは音が出ます。

 

■主催者挨拶 

日本コーヒー文化学会副会長 株式会社富士珈機代表取締役社長福島達夫様

■第一講座アジアのコーヒーと人々の暮らし
日本コーヒー文化学会会長 
帝京大学医療技術学部客員教授 
井谷善惠様

工芸史日本美術史、異文化交流史が専門の井谷様より、ミャンマー、タイ、バンコク、ラオス、カンボジア、インドネシア、バリなどの人々の食文化や環境、文化、暮らしなどについてお話しいただきました。
ミャンマーの竹や馬の毛で作られたカップや、ラオスの竹で作ったコーヒードリッパーとカップなどが印象的でした。

 

 

■第二講座「インドネシア 生産地物語」
株式会社坂ノ途中 海ノ向こう事業部部長 
山本博文様
Coffee Beyond Borders
Chief Trader Johan Soetanto様

株式会社坂の途中とパートナーシップ契約をされているCoffee Beyond Bordersのジョハン様よりお話しいただきました。Coffee Beyond Borders社は、インドネシアのスペシャルティコーヒーの発展と、持続可能な原料の供給を目指して設立され、スマトラ島のマンデリンだけでなく、バリや西パプア、フローレス島など、インドネシアの島々のトップクオリティの原料供給を得意としています。

インドネシアのコーヒー生産者は小農家が多いですが、ジョハン様は小農家と積極的にコミュニケーションをとり、品質の高いコーヒー作りと精製方法による付加価値付け、Coffee Beyond Borders社はQグレーダーによる品質チェックや品質管理を行い、生産者とコミュニケーションを高めることでより良いコーヒーが消費者に届くように管理をされています

■第三講座「トークセッション」

生産地ごとのコーヒーカップの特徴や、美味しいコーヒーの楽しみ方、これからのコーヒー等幅広くご質問いただきました。


■最後に

初めて池田市で開催させていただきましたが、今回も多くのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。

コーヒー生産地の取り組みにより、毎年美味しいコーヒーが飲み続けられることは本当にありがたいことだと思います。

10年後も20年後も、生産国・消費国がwinwinの関係でコーヒーに関われるよう今後もいろいろな角度からコーヒーの情報を発信していきます。

ご来場いただいた皆様、今回ご協力いただいた皆様、この場をお借りしてお礼を述べさせていただきます。ありがとうございました!