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1日2〜3杯のコーヒーで死亡リスクが約1割減 毎日のコーヒー習慣が育む『健康』と『長生き』

2012年5月、『New England Journal of Medicine』に掲載された興味深い調査報告…

それは、「コーヒーを飲むと長生きする」という研究結果です!

 米国率癌研究所と全米退職者協会の研究者達の調査によると、50〜70歳のアメリカ人男女40万人を対象に、コーヒーの飲用と死亡リスクについて10年間コーヒーを1日2〜3杯飲む人は、男性では総死亡リスクが10%、女性では13%低下し、全体では1日4〜5杯の飲用で、もっとも死亡リスクが下がることが分かりました。

 さらに死因別で見ると、日常的にコーヒーを飲む人は心疾患、呼吸器疾患、脳卒中、外傷や事故、糖尿病、感染症による死亡リスクが低いことが認められました。その一方、この調査では、がんによる死亡リスクとの関連性はありませんでした

コーヒーと健康

コーヒーと健康

 この調査では、コーヒーと死亡リスクの低減のメカニズムまでは明らかになっていませんが、研究者は「この大規模追跡調査によって、コーヒーが健康に悪影響を及ぼさないことが、ある程度再確認できた」と話しています。

 2013年8月には同様の23もの疫学研究をまとめた報告も出され、同じ結論を導いています。

 はたして「コーヒーは健康にいいのか、悪いのか」これについてはさまざまな議論がありますが、この調査報告をはじめ、近年はがんや2型糖尿病、動脈硬化などに対し、コーヒーに含まれる成分に予防作用があるという好ましい研究結果が次々と報告さてれています。

 日本人の死因の大半をがんや心疾患、脳卒中が占めることを考えると、身近なコーヒーについてこうした研究報告がなされることは、とても喜ばしいことです。そして何より、最新の研究内容を私たちが正しく理解し、今までとは違った視点からコーヒーを賢く生活に取り入れることが出来れば、より健康的に心豊かに暮らすことが出来るはずです。

コーヒーと健康

コーヒーは現代人の健康を守るパートナー コーヒー&『働き盛り』の健康生活

がんや血管病をどう防ぐかが課題

 日本人の主な死因は、がん(悪性新生物)、そして「血管病」と呼ばれる血管が詰まったり、破裂したりするなどで起こる病気、心疾患(冠動脈疾患)、脳卒中(脳血管疾患)であることはよく知られています。

 第1位のがんは全体の約28%を占め、これは1981年以来、死因のトップを独走しています。一方、第2位の心疾患と第4位の脳卒中の死亡率を合わせると、がんに匹敵する割合となります。

 つまり、がんと血管病は日本人の人口動態に大きな影響を与える二大死因であり、その効果的な予防法や治療法の開発は、日本国内はもちろん、世界規模で見ても積年の課題です。

コーヒーはがんを抑制する

肝がんや頭頸部がんなどのリスクを低減

コーヒーはがんを抑制する

出典:独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター
予防研究グループ「多目的コホート研究からの成果報告」

 1980年代まで、コーヒーは「体に悪いもの」と考えられてきました。ところが一転、近年では特定のがんをはじめ、様々な疾患に対し、リスク軽減に関係があるという研究報告が相次いで報告されています。

 コーヒーとがんのリスクの関連については、これまでアメリカやヨーロッパ、日本において、50以上のもの研究によって検討されてきました。では、近年の研究ではどのような報告がされているのでしょうか。

 肝がんから見てみると、日本の地域住民約9万人を対象にした国立がん研究センターの研究報告では、コーヒーをほとんど飲まないグループと比べ、ほぼ毎日飲むグループでは、肝がんの発生率が2分の1に抑えられることが、2001年までの約10年間の追跡調査で実証されています。

 また、2007〜2011年の間に海外で行われた5つの研究を統合したメタ分析(※複数の研究結果、研究データを統合し、分析する手法)でも、コーヒー飲用と肝がんリスクの低下の関係性が指摘されています。

 それによると、コーヒー飲用者では、コーヒー非飲用者と比べ、肝がん発症のリスクが約30%低下するといわれています。

 さらに2010年には、コーヒーを1日3杯飲む人では、1杯未満の人と比べ頭頸部がんの発症リスクが約40%低下すると、愛知県がんセンターから報告されました。

コーヒーはがんを抑制する

コーヒーはがんを抑制する

 一方、従来、コーヒーは胃がんのリスクを高めるのではと疑いをかけられる向きもありましたが、各国で行われた23の研究をまとめた最近のメタ分析では、胃がんとの関連性はありませんでした。

 いまや日本人の3人に1人はがんで死亡するといわれるほど、がんは身近な病気です。コーヒーの健康面に多くの研究者が注目する中、がん予防や健康維持とコーヒーの因果関係の更なる解明に、期待が高まっています。